1958-07-09 第29回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
もっとも、その前から、下村海南さんからよく聞きまして、だいぶ荒れている、これを何とかしなければならない、運動を起さなければならないということを、私、相談を受けたというわけでもございませんけれども、そういう話を承わったこともありました。しかし、横須賀で公園ということを聞きまして、これは案外いいのかなと思って入りましたところが、それは実にひどい。
もっとも、その前から、下村海南さんからよく聞きまして、だいぶ荒れている、これを何とかしなければならない、運動を起さなければならないということを、私、相談を受けたというわけでもございませんけれども、そういう話を承わったこともありました。しかし、横須賀で公園ということを聞きまして、これは案外いいのかなと思って入りましたところが、それは実にひどい。
この間の下村海南先生もその通りでございまして、あの方は、国立公園の会長として、日本中をかけめぐって、いろいろな面を見通して、あの高齢まで社会的活動をなすったお方の目を、これは片一方ずつ二人に移植されたそうで、これは成功をいたしておると伝え聞いておりまするが、ああいう偉い人の目をもらった人は、ますます見通しがよくなるのじゃないかと私は思ったりいたしておりますが、そういうわけで、私が聞きましたただ一つは
私は、選挙制度調査会で、下村委員の御義説を選挙法論におけるクラシックである、古典に属するものであると申し上げたくらいでありまして、それは、ただ日本のほんとうの政局の実際を無視して選挙制度論として議論するならば、下村海南氏の御議論などはまことにりっぱなものであります。けれども、今の日本にこれを実施することになるとどういう結果を生ずるかというと、下村さんも予期せざる意外な結果が出てくる。
しかし、昨年の夏から今日にかけての緑風会の小選挙区区割りまで発表した事実、それから下村海南等に氏よる小選挙区促進運動というものが昨年の秋口から強く唱えられたという事実は、やはり、この問題につきまして、輿論といわず、世論といわず、私の見たところでは、その空気というか、事実というか、声というか、あったように見るのが正しいじゃないか、私はかように考えるのでございます。
そういうお答えは下村海南氏のお答えと同じなのです。筋として小選挙区制がよいということは、私は、時間の問題を無視するならば、私もそう申して差しつかえないと思います。けれども、この国会でどうしても通さなければならないというほど緊迫せる常があるか、こういうことをお尋ねしておるのです。少くとも二大政党が今曲りなりにもできておるのであります。それが破綻を来たす見通しが目前にあるわけでもない。
それから、下村海南さん等は、社会党は一時そんなになっても、二大政党で一つの政党がいつまでも政権を担当するということがないのだから、つまずきが起ったときに盛り上って、十分に政権を担当するところの政党になることができると言っておられるのですが、これはとんでもない空想で、夢のような話で、そんなことにはならない。
その席には下村海南、久冨達夫、安積得也、向井鹿松、高山岩男というような人々も見えたのでありますが、本来この団体は番町会の永野護、十条製紙の社長の西済、同常務金子佐一郎、富士製鉄社長永野重雄、野村証券社長奥村綱雄、元情報局次長奥村喜和男というような、そういう財界の人々やあるいは(「鍋山貞親もいるぞ」と呼ぶ者あり)貞親がいればどうもいよいよ悪いことである。
たとえば下村海南先生のごときは、この簡易保險というものは、庶民大衆からお預かりいたしまして、ただ住宅にまわすのだというような、非常に単純なお考えであつたのであります。
せんだつても郵政省の大先輩である下村海南先生も言つておられましたが、先生が二十四、五歳のころでしようか、その時分に自分はドイツに行つていたが、切手の交換ということで非常な友人をつくつた。そして長く交友関係が続き、自分の活動する上において非常な仕合せを得たというお話がありました。